肌寒かった花冷えから、少し汗ばむほどんの初夏の陽気から一転、恵みの雨。
落ち着かないお天気ですね。
世間では何かと「平成最後」という言葉が使われておりますが、残すところ1週間となりましたね。
炉の季節も終わり。次の半年後のためにお手入れの時期になってきました。
そして来月は、初風炉。新年号:令和1年は、台目席にて初風炉 正午茶事からスタート
茶事専用貸席として約12年。 当主催の茶事倶楽部を中心に、会員の皆様や関係者様に支えて頂き本当に感謝しております。
振り返りますと、茶道を習い始めたころは、いやだなぁ~、よくわからないな~と渋々お稽古していた時期もありますが、
長年続けていくうちに、お辞儀の仕方、お食事の頂き方、歩き方など、自然と綺麗なやり方が身についているように思います。
でもこれらはすぐに目に見える形に表せたり、すぐに身につくものでもありません。
昨今では、スピードが速く、すぐに形(インスタ映え?)になる物が好まれますが、
約450年続く茶道においては、お稽古を始めてから何年かたった時に、ふとできるようになっていたり、気が付けば身についていて行動が取れるようになったりしています。
地道に少しずつの積み重ね、
じっくり振りかえってみれば、出来るようになっていて、
じみ〜に、じわ〜っとお稽古の効果が出てきます。
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