創作和菓子教室

秋の和菓子サロン

9/9 重陽の節句

菊・菊の葉・着せ綿・中秋の名月etc

皆様はどのように秋を楽しまれるのでしょうか。

さて一昨日、今年の後半戦の和菓子サロンがスタートしました^-^

生徒さんも手が慣れてきましたので、「2種の菓子を同時進行で作る」にチャレンジ!

して頂きました。

題材は、落雁と雲平。

どちらも材料も作り方もシンプルな干菓子。

でも作る手順と慣れ、美味しく作るポイントを押さえておかなければ、同時に違う種類の菓子を作るのは難しいこと。

 

 (←サロン開始前。一人分ずつの菓子の材料)

同じ菓子でも、作る人・水加減・手の温度なので様々なことが変わってきます。
同じ分量なのに、仕上がる個数が違うとか。。。

 (←落雁。今月の昼懐石茶事倶楽部用)

落雁といっても、2種類あります。ご存知でしたか?

今は和三盆糖が主流の干菓子が多いですが、上白糖を使う落雁もあります。

手が慣れてきた生徒さんといえども、2種の菓子・同時進行は初めてですので、
材料・工程数が少ない物を。

写真の落雁(右上の月ウサギ)は、和三盆糖ですが、サロンは上白糖で。

雲平(左下の薄)は、型抜きではなく、手でひねる細工物。サロンはすすきの葉の色を茶色に染めて。

材料を混ぜて、生地を仕上げるまでは、30分もかかりません。でも、そこからが勝負です!

干菓子は、乾燥させて完成させる菓子ですが、
材料を混ぜる段階では、乾燥は禁物!型に入れて抜く間も、乾燥は禁物! 薄く延ばして形を仕上げるまでも、乾燥は厳禁!

生徒さんたちは必死です。(すっかりと、必死で頑張る生徒さんの写真を撮るのを忘れてます^^;)

頑張った甲斐あり、 可愛らしい月ウサギと揺れるススキが完成しました!

次回、10月の和菓子サロンもお楽しみに! 1回限りのご参加OKです!

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