日本文化

暖かな春が待ち遠しい

2月も半ば。

ほんの少し春を気配を感じる瞬間もありますが、まだまだ寒いですね。

先週木曜日、毎月定例の茶事俱楽部も無事終わりました。 ご参加下さいました皆様に感謝申し上げます。

茶事倶楽部当日は、雪が舞うほどの寒さ。 大炉の茶事に相応しい(?)お天気となりました。

待合には、手焙り。赤々と燃える炭の温かさ。

S__5898443
特に炭手前は風情があって、楽しいですね。
(亭主の私は、必死ですが^^;)

S__5898441  初炭  S__5898425 後炭

いかに「重いものを軽く」扱っているように(見えるように)するには、体の軸とコツが必要。(コツは、ご参加下さった皆様にお話させて頂きました^-^)
大炉の釜を扱う時は特に実感します。

足の運び、体の動きも、いかに常の習いの通り(本勝手)の様に動けるか。。。日頃の修練・・・の結果が出ますね。
脳トレのアプリやゲームがたくさん出ていますが、大炉の茶事・逆勝手の点前ほど、五感と体感をフル活用する脳トレはないのではないでしょうか。^-^

懐石も、温かい物をお出しするので、いつにもまして水屋方さんも頑張りました。
S__5898435 蒸したての向付

写真は撮れませんでしたが、鍋仕立ての炊合せをお出ししました。
和やかに懐石も進み、主菓子へ。

S__5898430 重箱で鬼のトーテンポール(?)
後座も粛々と進み、無事に大炉・正午茶事を終えました。

S__5898417 茶事終了後、まだ後炭が赤々としておりました。

大炉だからこその楽しいひと時と学び。今、「茶事を学びたい」と思いつつ、足ふみをされているなら、一度、茶事倶楽部へ体験参加をしてくださいね。

来月は、「釣釜 夕去り茶事」
こちらも、いろいろと盛りだくさんです!

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