日本文化

初風炉

風薫る5月
新緑の綺麗な季節ですね。 薄緑色の若葉が芽吹いてから、荷を重ねるごとに鮮やかな緑色に。
庭の木々が見事なまでの鮮やかさ。

もう少し木が大きく成長して、風の穏やかに日には、野点を楽しみたいですね^-^

さて、今月から風炉の季節になり、茶室も初夏に相応しく爽やかに。
茶事倶楽部でも、初風炉 正午茶事を開催いたしました!

S__6332510 尚武棚 1年ぶりのお目見えです^0^

懐石・初炭と、半年ぶりの風炉・正午茶事。 挨拶の順を間違えないようにと、茶事スタート前には、何度も頭の中で反復練習^^

懐石では、なんと! 千鳥の盃と略千鳥の両方を行うことに!

懐石は椅子席(立礼で使う喫架と円椅)を使用していますので、基本的には略千鳥で。
納盃の挨拶の時には、半東もしくはお詰の働きが必要なわけですが、

ここで選手交代!

お詰様に急遽、略千鳥&千鳥の盃のご亭主役に。
亭主役でした私は、半東役に。

なぜこうなったかのかと申しますと、

お詰様がご友人とお茶事をなさるとのことで、亭主役のお稽古をご希望であったのと、
別の会員様からは、千鳥の盃の経験が少なく・・・とのことで、

では、両方をやってみましょう!という流れでございました。^-^

S__6332501  鶉卵の味噌漬けと新生姜の枝豆巻き。

花月100回おぼろ月。。。とはよく言いますが、 千鳥の盃100回おぼろ月。。です。
まさにお客様との掛け合い、タイミングなどなど、回数を重ねなけば、身に付きませんね。

茶事倶楽部では、会員様の参加型ですので、通しで亭主・通しで正客でなくても、
今回の様に、「千鳥の盃だけ」「濃茶だけ」「薄茶だけ」など、お役を交代して頂きながら、
茶事を楽しんで頂いております。

S__6332508 主菓子(写真上部)・干菓子(写真下部)

濃茶は正式に四帖半へ。菓子も正式に。

毎月一回、とても学び多く、楽しい茶事倶楽部でございました。

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