日本文化

染の国「日本」

東京では桜が満開。

この辺りでは、3分咲き。朝、まだ蕾だった桜が、夕方には花開く。暖かくなってきましたね^-^

さて、先日4/2は、神戸元町での着物サロンの日。

風は冷たかったですが、皆さま「桜」のお着物でお越しになっていました。
もちろん、私も桜の着物を(←すっかりとまた、写真を撮り忘れていますが・・・)

一言に「桜の着物」といっても、たくさんの種類がありますね。

サロンのT先生は、ピンク地に小さな薄い小さな桜がちりばめられている小紋
生徒のYさんは、しだれ桜の小紋。Fさんは、格子柄の桜の小紋。お二方とも春らしく、落ち着いた地色のお着物でした。
私は、草色の地色に桜の花の小紋。

お互いの着物を見ているだけでも、とても楽しい。

そこから、染の事や染める時に使う色の事、歴史とレッスンの内容が広がっていきました。(気になった方は⇒ 神戸元町 ちゑ着物サロン)
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レッスンでは、T先生がお持ちくださったたくさんお帯締めの中から、違いの分かりやすい色を選んで教えてくださいました。

写真は少しぼやけていて^^; 見づらいですが、

一言に「黄色」と言っても、暖かみのある黄色・冷たく感じる黄色・黄色をベースにし派生していく色などなど
1本ずつ見ている時はわからなくても、並べて見てみると、そのわずかな違いの色に染め分けてある。

この「わずかな違いの色に染め分ける」ことが出来るのは、日本だけなのだそうです。
最初は貝殻や鉱物から染めることから始まり、日本古来の着物や織物で、〇〇時代当時の色が残っている。というのは、
とても貴重なこと。

でも日本では数多くの着物や織物などが残っているのは、古来からの「染色の技術」があったからこそ。

悲しいかな。この染め分けが出来る職人さんは、とても少なくなっているのだとか。

正しい知識をもって、世界に誇れる文化を大切にしたいですね。

 

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